腹腔鏡下子宮筋腫切除術 前半
32歳の夏に、漿膜下筋腫と子宮内膜症を除去するために入院した。
生理痛が酷くなったためだった。
20代前半まで生理痛と無縁だった。
日数も5日くらいで終わっていたし周期も28日と安定していた。それは20代前半で息子を出産後も同じだった。
20代後半になると月経前症候群と思われる症状が出始めた。
生理前になると苛立つことが多くなり、それを緩和する目的で低用量ピルを飲み始めたがあまり効果が感じられず、半年ほどで服用を止めてしまった。
ピルをやめてから生理がだらだらと長く続くようになってしまった。
周期も28日から24日くらいになって、少量の出血がだらだら5日続いた後に本格的な出血があり終わるまで10日~12日はかかるようになった。普通だったころの倍である。
それでも特に受診することなく過ごしたが、ある日の生理で突然激痛が襲った。